自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > 1学期終業式

学校長の部屋

1学期終業式

昨日、荒天のためスポーツ大会は13日(金)に延期となりました。そのため、1学期の終業式である本日(12日)を終えてからの変則的な実施となります。年間行事予定には13日(金)と24日(火)にスポーツ大会の予備日と記載していますが、できれば明日(13日)に行ってしまいたいものです。明日の伊勢原市の天気は朝から晴れマークがついておりますが、今晩までにどのくらいの降水量があるかによってグランドコンディションへ大きく影響します。実施か否かについては前回同様、明朝5:00の判断となります。明朝、ぜひHPトップをご覧ください。

 

DSCF5384.JPGさて、本日は早いもので1学期の終業式を迎えました。よく年齢速度と言いますが、年齢を重ねるにつれ本当に時間の経つのを早く感じるようになりました。この1学期も、つい先日入学式を行ったばかりのように感じます。生徒たちはどのように感じているのでしょう。年齢速度を考えれば、大学入試の受験勉強に取り組む6年生はきっと早く感じ、入学したばかりの1年生たちは6年生より長く感じているということになるのでしょうか。実際には感じ方はひとそれぞれのところもありますので、一概には言えませんね。

終業式では、4月に立てた目標(個人・クラス)がどれくらいDSCF5402.JPG意識され、どれくらい達成できたのかを全体に問いました。時間の使い方を意識して過ごすことは、時間が経てば経つだけ様々な場面で大きな差となって表れてきます。これまで目標意識の低かった生徒は、今からでも遅くありませんから、これまでの3ヶ月を振り返り、さらにこれからの時間の使い方を工夫してほしいと思います。

また、ディズニーの「アナと雪の女王」がなぜ大ヒットしているのかということから、ディズニーが多くの人に何を与えているのかを考えました。以前、オリエンタルランドの前理事の方にお会いしたときにお話を伺ったのですが、そのとき「夢を与えるという人が多いが、ディズニーは感動を与えることを心がけている。」と仰られていました。感動があるからまた来ようというリピーターが増えるのだそうです。私もディズニーは好きですし、理解ができます。でも、この感動は受動的なものです。生徒たちには、能動的・主体的な行動から感動できることもたくさんあると話しました。そのためには、自らが目標に向かって一生懸命になることが不可欠です。「感動」とは、感じ動くもしくは動き感じると言うことです。感動できないのは、感じていないから心が動かないのか、行動できていないから心が感じないのかです。ぜひ、生徒たちには、日常の中のささいなことでも良いので、能動的になって感動してほしいと思います。感動することが人を変えます。人は変われます。スポーツ大会でも、2学期に行われる合唱コンクールでも、そして勉強においても最後に自らが感動できる取り組みをしていきましょう。そして、自分は関係ないという気持ちには絶対にならないでほしいと伝えました。

 

DSCF5451.JPG明日のスポーツ大会がどうなるかは分かりませんが、ひとまず無事に平成26年度第1学期を終業いたします。

様々な面からご支援ご協力を賜った皆様には、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(※写真は5月に行われた愛甲石田駅前ふれあい祭へ軽音楽同好会が参加したときの様子です。伊勢原市のイメージキャラクター「クルリン」も参加しておりました。)