本日、いよいよ大学入試センター試験が始まりました。今朝は少し曇っていましたが、試験の始まる時間には日も差し込み暖かくなってきましたので、条件としてはまずまず良かったのではないでしょうか。
今回のセンター試験は全国で56万人の学生が受験していますが、これは昨年より1.2万人の減少とのことです。また、センター利用で判定を行なう大学・短大は全国で843校と、過去最高となっていると報道されています。そのためか、受験総数は減少しているものの、現役高3生における受験率は過去最高となり、少しでも選択肢を増やし、合格を勝ち取りたいという表れなのかもしれません。
本校においても、受験科目数の違いはありますが、国公立希望だけでなく私大希望者もほとんどが受験しています。本校生徒の受験会場は厚木の松蔭大学です。松蔭大学への交通手段は、本厚木駅もしくは愛甲石田駅からのバスとなりますので、毎年恒例ではありますが今朝早くから6年生の担任たちが駅まで応援に出向いておりました。生徒たちは多少の不安を抱え、緊張しての登校ですから、担任たちの顔を見て少し安心してくれたのではないでしょうか。
今朝、校内を見回っていると、6年生の教室前の廊下に掲げられているお手製の日めくりカレンダーの数字が「0」になっていました。数字が減るのはみんな同じなのですが、そこに費やした努力の量には必ず差があります。朝早くから夜遅くまで6年生たちが頑張っている姿をみんな見てきました。周りを見るとできそうな顔に見えてしまいますが、実際は相手も同じように捉えていますから、今までやってきたことを信じ、自分を信じ、平常心を保って問題用紙にだけ集中してほしいと思います。
本日は午前中に「地歴公民」の試験があり、今頃(13:30)は「国語」の問題に取り組んでいることでしょう。そのあと、「外国語」はリスニングも含めると終了が18:10の長丁場になります。集中力が切れてくるとケアレスミスが出始めますから、最後まで問題をしっかりと読み、取り組んでいきましょう。
納得のいく試験となるよう、卒業生も後輩たちも、保護者も教員もみんなが応援の気持ちを送っています。頑張れ10期生!