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土曜講座レポート

国語講座「文学散歩 in 五島美術館」 平成26年10月12日

上野毛にある五島美術館を訪ねました。今回は「文学散歩」というよりも、美術品鑑賞が中心です。
五島美術館では毎年秋に優品展を開催しています。今回の目玉は期間限定で出展される「国宝・紫式部日記絵巻」です。

 

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五島美術館に着きました。数年前に改装工事を終え、すっかり新しくなりました。五島美術館の五島さんは東急電鉄の生みの親。莫大な財産をもとにあらゆる骨董品や芸術品を蒐集したそうです。そのお陰で捨てられずに現代に残っている作品がたくさんあります。

五島美術館2.JPG

五島美術館の裏正面です。母屋の正面に階段があって庭に降りられる仕組みになっています。これは、平安貴族の住宅様式であった寝殿造りに似せています。

五島美術館3.JPG

6000坪にも及ぶ庭の一部は斜面になっていて、ちょっとした登山気分が味わえます。石塔うあ石仏が点在していますが、これらは伊豆や長野の鉄道事業の際に五島さんが引き取ったものだそうです。

五島美術館4.JPG

裏門です。五島美術館は茶室も有名なのですが、お茶会の時にはここから出入りしたらきっと素敵なのでしょう。

秋の優品展には他にもたくさんの美術品が出展されていましたが、写真を撮ることはできません。参加者は絵葉書などを買って写真の代わりにしました。


何と五島美術館は中学生以下の入場は無料なのです!常設展でも面白いものがたくさん見られるので、皆さんもぜひ足を運んでみてください。また、庭は季節によって違う美しさを感じることができるはずです。