後期課程では歯ごたえのある新書を副教材としています。日本史では新書を使って、近代史の理解に欠かせない経済史を深く考える課題を設けています。大学入試で問われる力は知識量のみならず社会科学への問題意識の有無そして切り口です。日常の学問に向かう姿勢が自ずと解答に表われるものです。そのため、5年生では倫理を、6年生では政治経済を全員が履修します。自分の中に価値評価の基準をかたちづくるうえで、30種類を超える思想に触れることは視野を広げるためにも不可欠ですし、時事問題を主体的に考える姿勢を築いていくことは生涯を通じての財産になります。文化を知り、文化をつくる人材の育成をめざして日々取り組んでいます。