自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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自修館の教育

探究(総合学習)

自分の力で「学び」をつかみとり、人間力に結晶させる4年間。

「探究」は「自学・自修・実践」という教育目標をあます所なく形にした、自修館を象徴する総合教育です。中等教育学校だから実現できる4年間という期間で、自らテーマを決めて学び、考え、探究修論を仕上げることで、物事の本質を追究する姿勢とスキルを習得します。また、ゼミ形式による討論や実地調査(フィールドワーク)の積み重ねにより、幅広い教養やチームワーク、行動力、プレゼンテーション力など、実社会を生きるための人間力を養います。

将来に渡って生きる力となる「探究的リテラシー」

「探究」担当 清水 雄二

「探究心」はすべての人が持っているもの。それを起点に、ものの見方、考え方を学び、自らの可能性を広げる能力「探究的リテラシー」に進化させるのが、自修館の独自カリキュラム「探究」です。
「探究」では、生徒それぞれが探究心によって発見した課題を、調査・分析し、自分の考え方によって整理し結論づけ、人に伝わるよう表現することを学びます。さらに、異なる考え方を理解しようとする姿勢や、途中で行き詰まってもあきらめずに方法を探り、状況を突破していく力も養います。
この力は、実社会において様々な問題に積極的に取り組み、どのような状況でも、人々とコミュニケーションをとりながら解決へ進んでいく、総合的な人間力のベースとなっていくものです。将来の仕事はもちろん、人との交流や生活においても力になります。
4年間を通して自修館生は「探究的リテラシー」を磨き、その力を発揮して将来の目標へと進んでいきます。

「探究的リテラシー」を習得する自修館の「探究」カリキュラム

Process 1
「どう調べ、まとめ、発表するか」を学ぶ

入学~1年1月(約10ヶ月)/クラス・チーム(6人程度)単位

「探究的リテラシー」を習得する自修館の「探究」カリキュラムのイメージ画像入学当初に行う2泊3日のオリエンテーションで、「探究」の基本を学びます。地元の伊勢原をテーマに、自然、歴史、産業などを切り口として「調べる(情報収集)」「まとめる(情報処理)」「発表する(情報発信)」という技術を習得します。チームを中心に進めるため「コンセンサスを得る」ことも必要になります。つまり「どうまとめるか」を考えます。1月頃、1~3年生各5人程度のゼミに所属してProcess2に入ります。

Process 2
自分の考えを「どう伝えるか」を考える

1年1月~3年1月(約2年)/ゼミ・個人単位

自分の考えを「どう伝えるか」を考えるのイメージ画像自らテーマを設定し、課題を見つけ、課題を解決するためにどうすればよいのかを考えるプロセス。レポート作成や討論、プレゼンテーションを通してテーマを深めていきます。ゼミ・個人が中心なので、「他人に自分の考えを理解してもらう」ことが必要になります。つまり「どう伝えるか」を考えます。ここは習得に時間のかかるところなので、同じ流れを1年間ずつ、2周します。そして3年1月頃に「探究修論の書き方」が配布され、Process3に進みます。

Process3
相手に「どう伝わるか」を踏まえて掘り下げる

3年1月~4年11月(約11ヶ月)/ゼミの中で個人中心に活動

相手に「どう伝わるか」を踏まえて掘り下げるのイメージ画像自ら設定したテーマに関する多くの先行研究に触れていく中で、独自性を見出していきます。興味関心のあるものだけでなく、興味関心がなかったものにまで目を向けて、1つのテーマを深く掘り下げます。作業の中心となる論文執筆は、最も難しいコミュニケーションの1つである文字による情報伝達が中心のため、「相手の立場に立って表現方法を工夫する」ことが必要になります。つまり「どう伝わるか」を考えます。

Tankyu Shuron
これまで培った「探究的リテラシー」の集大成

探究修論/集大成として個人で執筆

これまで培った「探究的リテラシー」の集大成のイメージ画像この探究修論はProcess1~Process3を通して様々な課題をクリアした集大成でもあります。ある自修館生が、「探究修論は一日にして成らず」と感慨をもらしたことがあります。約4年という歳月をかけて、探究修論は生み出されます。この探究修論を執筆する上で必要になる力こそ、探究的リテラシーです。