2018 自修館中等教育学校 学校案内
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15第6期生2009年度卒業第6期生2009年度卒業医療法人社団 三喜会 鶴巻温泉病院リハビリテーション部 理学療法士小島 祥子さん学校法人 河合塾教育企画開発部佐藤 希帆子さん 自修館にいた頃にポリフェノールが話題になり始め、「ポリフェノールで健康を維持増進する」というテーマで「探究」しました。健康や医療に関する興味が広がり、理学療法士になるという将来の目標も。努力の末、志望を実現できました。 理学療法士の仕事では、患者さんから収集した情報に基づき仮設を立てて評価し、治療プログラムを立案・実施、さらに結果を客観的に振り返って発表する、といった一連の作業を行います。「探究」でプレゼンや修論作成に取り組み、早くから身につけた情報のインプット・アウトプットの方法が、仕事にも活きていると感じます。 また、職場には高齢者の患者さんが多く、認知症についても勉強していますが、実は近年、ポリフェノールが認知症予防の側面でも注目されています。「探究」で得た知識が役立つ可能性があることに驚き、この経験をさせてくれた自修館を誇りに思っています。「探究」で身につけた習慣や知識が、現在の仕事に役立っています。 私の「探究」のテーマは、「『愛国心』を定義する」でした。自修館生だった2006年に教育基本法改正が行われ、話題になった「愛国心」という言葉ですが、非常に曖昧な表現なのが気になり、言葉の定義について国内外の文献等から比較・検討を行いました。 現在は教育関係の機関で働き、主に高校教員向け情報誌の作成を担当しています。「探究」のテーマと直接の関連はありませんが、仕事に取り組む上での基本的な考え方は、「探究」から学んだと言えます。それは、一つのテーマを様々な視点から見ることです。 社会や企業の課題は多くの要因が絡み合っており、日々の仕事の中では、つい今の立場にとらわれた視点で考えがちです。でも視野を広く持てば、新たな解決法や対処の仕方が見つかることも少なくありません。「探究」に取り組んだことでこうした姿勢が身に付き、仕事や暮らしに活かせていると感じています。様々な視点から物事を見る。卒業後にこそ活きる「探究」の経験。

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