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学校長の部屋

お雛様を教材に

昨晩から今朝にかけて悪天候となり、登校時間あたりに暴風雨となる虞があるとメディア等で言われていましたので、登校時間を繰り下げるなど対処が必要かと心配していました。しかし、学校周辺では朝7:00の時点で雨も止み風もほとんどなく平常通りの時程で進めることができ、一安心でした。ただ、伊豆方面の生徒の中には地域に暴風警報が発令されていたため安全を第一に考え判断してもらったケースもありました。

CIMG1056.JPGさて、話は日中のできごとに変わりますが、授業中に私が校長室にてデスクワークをしていると、廊下が賑わっているのに気がつきました。どうやら、先日生徒会役員を中心に飾り付けてくれた雛人形の周りに生徒たちが集まっているようでした。「もしや」と思い部屋を飛び出してみると、やはり4年生たちが雛人形を取り囲み教員の説明を聞いていたのでした。毎年、後期課程生の古典の授業を受け持っている女性教員がこうして雛人形を教材として生徒たちに教えてくれているのです。「百聞は一見にしかず」と言いますから、古典に出てくる言葉が何を意味するのか生徒たちにとってもとても分かりやすくなるようです。また、なぜお内裏様とお雛様の位置CIMG0770.JPG(左右)が昔と違うのかなどの話も、男子も女子も興味深げに聞いていました(理由は昨年ブログにて掲載しましたので今年は記載しません)。そうしていると、ひとりの女子があることに気がつきました。お雛様が飾られてずいぶん経つのですが、私は全く気がつきませんでした。それはお雛様が座っている台座が前後逆になっていたのです。人形にばかり気がいってしまい、まさか台座が逆とは思いもしませんでした。古典の女性教員も私と同じように言われて初めて気がついていました。すぐに背の高い男子生徒に本来の向きに直してもらったのですが、お雛様もやっと本来のあるべき位置に座れたためか、どこか気持ち良さそうにしているように感じられました。

今日一日で4クラスほど引き連れて説明をしてくれていましたので、きっと今晩は話を聞いた生徒たちがそれぞれの家庭で得意げに説明をしていることでしょう。

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