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学校長の部屋

「税についての作文」紹介

以前、本ブログ(12月7日)にて中学生の「税についての作文コンテスト」へ3年生の夏休みの宿題として全員が応募し、女子2名が「伊勢原市議会議長賞」と「東京地方税理士会平塚支部支部長賞」を受賞したことをお伝えしました。その際には内容を紹介できませんでしたが、作品集としていただきましたので、この場を借りて本日は「伊勢原市議会議長賞」の生徒の作品を紹介したいと思います。なお、この作品集は校長室前の廊下に展示しておきますので、学校へお越しの際は手にとってご覧ください。

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「税金と社会保障」

私たちは、いろいろな所で税金と関わっています。しかし私は、それを実感することなく、消費税なども当然のように支払ってきました。でも、今回税について作文を書くことになって調べてみると、私たちにも関わってくる問題もあり、危機感を覚えました。

現在、国の収入の6割を税収(所得税・消費税・法人税)が占めています。そして、国の支出は社会保障が一番多く、全体の三分の一にあたります。社会保障とは、私たちが安心して生活していくために必要な公的サービスのことで、医療・年金・福祉・介護・生活保護の仕組みのことです。

今、日本では少子高齢化が急速に進んでいます。私が税についての問題として挙げたいのは、少子高齢化によって社会保障の費用が増えていき、またその費用を負担する働き手が減っていってしまうことです。2000年には3.6人の働き手で1人の高齢者を支えていましたが、50年後の2050年には1.2人の働き手で1人の老人を支えなければいけなせん。このままでは、私たちの年代の人達は、働いているときはたくさん税金を払わなければいけないし、老後は働き手が足りないためにあまりいいサービスを受けることができません。そのため国も年金を受け取れる年齢を60歳から65歳に引き上げたりするなど対策を立てていました。

私は、合計特殊出生率を上げることが必要だと思いました。働き手となる人を増やすことで、社会保障の幅が広がりそうだと考えたからです。最近では、2015年の出生率が21年ぶりに、そして今年も上がっています。上がった理由として私が考えたのは、自治体や会社などが出産をしやすい空気や環境作りに力を入れてきたからだと思います。会社は女性はもちろん、男性でも育児休暇を取りやすくしたり、自治体の中には小学生以下の医療費をタダにしたりするなど、子どもを産むことを決心しやすくなりました。これからも、保育園に入れない子どもを減らしていくなどすると、さらにいいと思います。

「税についての作文」を書くために、たくさん調べて考えました。これからは自分の身の周りに税金があることを意識し、つねにアンテナを張って生活していきたいと思いました。必ず自分の将来に関わってくることだからこそ、真剣にならなければいけないと思いました。

(※原文のまま記載)