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学校長の部屋

芸術鑑賞会

昨日(11月6日)、新橋演舞場にて1~5年生と希望保護者とともに「スーパー歌舞伎Ⅱ・ワンピース」を観劇してきました。6年生たちはルーティーンを崩さないためにも学校にて授業です。

DSC_1462.JPGさて、歌舞伎というと日本伝統芸能としてやや堅苦しいとか分かりにくいとか思われがちですが、このスーパー歌舞伎に関してはミュージカルなどと見紛うような演出の数々で、回転舞台などにより場面が次から次へと変わり4時間があっという間に過ぎたという印象です。幕間に生徒へ聞いてみたところ「楽しいです」「分かりやすいです」「ここまでにもう2回泣けました」など、好印象を持ってくれたようです。確かに居眠りをする生徒は見かけませんでした。保護者の方々からも、お帰りの際「楽しかったです」「素晴らしかったですね」「来年の芸術鑑賞会も楽しみにしています」など、たくさんのお言葉をいただきました。

以前お伝えしたように、この公演の主役は市川猿之助さんと尾上右近さんが行う予定でしたが、猿之助さんが怪我のため右近さんがすべてを引き受けました。会場ロビーには猿之助さんからの直筆のメッセージが置かれ、観客へのお詫びが記されていましたが、私は右近さんの舞台を見てとても引き付けられましたので、全くもって満足でした。

その内容はと言いますと、3幕構成になっていて、途中にはこのために作られた「ゆず」の曲が流れ会場も一体となるような楽しい演出もありました。また、舞台にどのくらいの量でしょうか、水が滝のように流れ落ち、その中で戦いが繰り広げられるという想像を超える迫力の演出もありました。客席前列あたりは前もって分かっていたようで、その瞬間にはビニールで水飛沫がかかるのを防いでいました。あれは楽しそうで、生徒も「あそこに座っていたかった」などと言っていました。原作のワンピースそのものが「冒険・夢・友情・挑戦・成長」がテーマにありますから、感動する場面も多数あり、見ている側を前向きにしてくれるようなメッセージ性が感じられました。

DSC_1469.JPGそんな演出の中で、歌舞伎らしさの口調、花道、見得、柝、ツケなどがしっかりと存在感を残していたのに感心しました。当たり前ですが、他の劇やミュージカルとは、そこが大きな違いです。また、幕間にお弁当を場内で食べられるのも他との違いでした。

芸術の秋に相応しい、とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。また、自宅から新橋演舞場まで各自で集合となっていましたので、全員が来られるか心配しましたが、可愛い子には旅をさせろとも言いますので、下級生たちはワンピースのように冒険をしてさらに一回り大きくなってくれたことと信じています。

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