自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > セルフサイエンスの授業開始

学校長の部屋

セルフサイエンスの授業開始

本日、私の担当する1年生セルフサイエンス(SS)の授業が初めてありました。SSは中学校で行なわれる道徳の内容を加味しながらも、EQ理論に基づいて創立当初から実施している本校独自の教育です。DSC_2575.JPG自己理解・他者理解・コミュニケーション・感情のコントロールなどの大切さを生徒に気づいてもらうため、週1時間で3年間、継続して行なっています。6年前までは1~3年生全クラス(12クラス)を私が担当していたのですが、校務のことを考えてくれて今は1年生だけとなっています。毎年、1年生に授業を行なうのはとても楽しみです。「ランドセルを下ろしたばかりのまだ幼い生徒が、これからどのように変わっていくのだろう」と、彼らの可能性への期待も膨らみます。

本日は、最初の授業ということでガイダンスを行ないました。SSでは教師から教わるという姿勢ではなく、自ら気づく・感じるということを大切にしています。それは、生徒同士のやり取りの中から得られることも多くあります。昨今話題にあがるアクティブラーニングに繋がるところでしょうか。そういうわけで、ガイダンスではありますが生徒には少しだけ動いてもらいました。ペアを組んでお互い自己紹介を行ないました。すると、授業の最初よりも相手のことが分かるようになった気分になり、それで親しくなっDSC_2555.JPGたように感じます。これって心の距離が少し近づいたということですね。さらに、クラスのみんなに他者紹介をしてもらいました。ペアの相手の自己紹介を聞いていましたので、それを基に紹介します。ペアの自己紹介のときには長所と短所を必ず入れることになっていたのですが、他者紹介では短所を言わない生徒も少なくありませんでした。当然のことですが、自己紹介よりも気を使ったようです。普段の生活では自分ことを中心に考えている生徒も多いのですが、こうして他者を紹介することで相手のことを意識せざるを得ません。何気なく話す日常会話よりも他者理解は深まり、きっと暫くのあいだは紹介した内容を忘れないでしょう。

今日はペアで取り組みましたが、今後はグループを作ったりしながら進めていきたいと思います。