自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > 本日、南半球では夏至

学校長の部屋

本日、南半球では夏至

本日二十四節気のひとつ、『冬至』です。皆さんもご存知の通り、昼間の時間(日照時間)が一年で一番短く夜が一番長い日となります。ということは、南半球では夏至となるわけですね。ここまで日照時IMG_2326.JPG間が短くなってきましたが、明日からは少しずつ日照時間が長くなっていくことになります。

さて、先日、教員の日直日誌(教員にも日直があります)に「冬至に柚子湯に入り、かぼちゃを食べる風習があることを最近知りました』とありました。皆さんはご存知だったでしょうか。我が家では必ずこの2点を冬至の習慣としてきましたので、娘たちも当たり前のように「柚子買ってあるの」「今日のおかずはかぼちゃだね」などと話します。では、なぜかぼちゃを食べるのでしょう。諸説あるようですが、そもそもかぼちゃは夏野菜ですが保存の利く食べ物のため、昔は冬の食料の乏しくなる時期に栄養補給として重宝されていたようです。そのため、日照時間が一番短くなることで太陽の力が弱まり災いを招く虞のある冬至に元気を出し無病息災を祈るとともに厄祓いも兼ねてかぼちゃが食べられたようです。

また、柚子湯に入るのはなぜでしょう。江戸時代に銭湯ができてからのようですが、「冬至と湯治」、「柚子(ゆず)と融通」の語呂合わせがあったと言われています。湯治は温泉に治療のために入るという意味があり、身体が治って融通が利くようになると考えられ、冬至に柚子湯に入ると健康になるとされたようです。実際には、科学的にも柚子にはクエン酸・ビタミンA・C・Dなどが豊富に含まれているため、風邪予防・美肌効果・血行促進・冷え性予防・リラックス効果が得られるのも分かっています。IMG_2182.JPGそう考えると、昔の人の知恵、習慣というのはたいしたものだと感心します。

******************

何も気にしなければ昨日と同じ普通の日になってしまうのですが、少しだけ知識があればそこから「なぜ・なに・どうして」が始まります。身の周りにある気にしなければ過ぎ去ってしまうようなことに、ちょっとだけ目をやり足を止め、考えてみる習慣・調べてみる習慣を持てるようになることができるといいですね。

皆さんも、本日は柚子湯に入り、かぼちゃを食べてみてください。