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学校長の部屋

寒さにあたる必要性

今朝は風もあり、生徒たちを風除室の外で迎えるときに身震いするほどの寒さを感じました。全国的にインフルエンザも流行してきていますので、うがい・手洗いをして風邪などひかず寒さを吹き飛ばしていきたIMG_1047.JPGいものです。

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さて、寒さで身が引き締まる・身が縮こまる思いをすることがあると思いますが、この寒さにあたることが大切ということもあるのをご存知でしょうか。私事となりますが、趣味で洋蘭を育てています。自宅には1坪ではありますが温室も設置し、狭い中にもカトレア・胡蝶蘭・デンドロビウム・シンビジウムなど100株以上がひしめき合い、この秋口から来年の5月くらいまで交替交替に綺麗な花を咲かせてくれます。学校でも入学式や卒業式に頂いた胡蝶蘭などは、花が終わると最終的には校長室にやってきて私が育てることになってしまいます(別に嫌ではないので良いのIMG_1048.JPGですが...)。

話を戻しますと、寒さにあたることが大切というのは洋蘭の仲間のデンドロビウムのことなのです。洋蘭と言うと皆さん暖かい地方の植物と思われている方も多く温度管理ができないと育てるのが難しいと考えられることでしょう。確かにその通りなのですが、このデンドロビウムは花を咲かせるためにあえて14度以下の夜の気温に20~25日間あてないといけないのです。そうしないと、花芽にならず代わりに高芽(デンドロビウムの子どものようなもの)となってしまうのです。高芽は株を増やすことができるので悪くはないのですが、高芽の出たところから花は咲きませIMG_1880.JPGん。ですから、他の胡蝶蘭やカトレアなどとは別に面倒でも置き場所を変えなければならないのです。我が家でも学校でも、現在デンドロビウムは屋外に出したままにしています。あと数日はこの状態にしておくことが必要です。寒くて可哀相に思えるかもしれませんが、じっと我慢することで綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。

これって、人生や受験勉強に似ていませんか。いつも、この時期にデンドロビウムの様子を観察しているとそう感じてしまいます。本校の受験生(6年生)たちも、今は辛くてもデンドロビウムと同じようにグッと耐えて3月には綺麗な花を咲かせていきましょう。