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学校長の部屋

ボランティア参加者募集

明日より1学期の期末考査が開始しますので、どの学年もお昼休みや放課後も教室や廊下で勉強している生徒の姿が見られます。職員室も大賑わいといったところでしょう。

P1010694.JPGそんな中、お昼休みに会議室へ40名ほどの生徒たちが集まっていました。彼らは自主的に集まってきた生徒たちです。そこには生徒会本部役員たちの顔もありました。試験前ではありますが、本日のお昼休みに「岩手ボランティア」の説明会が生徒会担当教員によって開かれたのです。震災のあった2011年の夏から毎年夏休みに岩手県宮古市田老町にボランティアとして出かけています。今年も7月31日~8月3日にかけて実施することが決定しました。参加者は、3年生から5年生の希望者です。説明会では担当教員からボランティアの心構えなどが話されました。

「関東にいると震災のことを忘れがちだけれど、被P1010700.JPG災地では整地はされてもまだまだ復興が進んでいなかったり、人手が足りなかったりしています。ボランティアは無報酬・自己完結が基本ですから、何かをしてもらうとか、何かをしてあげるということではありません。被災地の方が日常生活の中で手が回らないことなど、環境が少しでも整うようお手伝いしてきたいと思います。また、被災地の今を知ることで、実際に見て来たその状況を多くの人に語ることができます。それが、被災地の方々と繋がっている・忘れてはいけないという意識を生むのです。昨年は田老第一中学校の生徒たちと一緒に裏山の避難路の草刈をして交流を持ちました。今年も志のある多くの生徒に参加してほしいです。」と呼びかけがありました。費用はかかりますが、昨年度からOB会(自修会)と保護者有志の「絆(KIZUNA)」から支援金をいただくことができるようになり、参加者の負担も少しですが軽減されてきました。継続して行ってきていることへの理解が深まった結果だと思いますが、本当に助かります。ありがとうございます。

田中菓子舗.JPG実際、田老まではバスで11~12時間かかります。そのため、関東から足を運ぶ人はめっきり少なくなったと聞いています。それは震災の記憶の風化が始まっているのだと思います。私は、スーパー堤防(防潮堤)があった町(田老)が跡形も無くなった5年前の風景を忘れることができません。それを生徒たちにも語り継いでいかなければならないと感じています。そのためにも、今年もこうして希望者を募ります。

(※写真は昨年の様子です)