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学校長の部屋

卒業生による進路ガイダンス

本日、今春卒業したばかりの12期生5名が13期生(6年生)のために自分たちの経験を話しに来校しIMG_1030.JPGてくれました。今は国際基督教大学(2名)・上智大学・立教大学・早稲田大学へそれぞれ進学しています。卒業式からわずか2ヶ月ですが、大学生活を満喫し充実した様子が伝わってきます。

6年生たちにとってはひとつ上の学年ですから、部活動やゼミ(探究)、スポーツ大会・探究文化発表会などでよく知っているため、これからの自分たちの行く道により現実味を帯びてきたことでしょう。また、先日模擬試験を受けたばかりでショックを受けている6年生たちにとっては良い機会となったようです。

まず、卒業生から自己紹介があったのですが、国際基督教大学へ進学した生徒の「授業はすべて英語です」といIMG_1036.JPGう発言にドッとざわめきがおきたのが印象的でした。その後、卒業生たちの1年前のこの時期に実践していたことや考えていたことを答えてもらいました。「勉強していると眠くなるので、夕飯と勉強、そしてお風呂の順番を変えてみたら成功した」「リズムが大切だと考え夜10:00に寝て、朝4:00に起きて勉強した」「食事にも気をつけ、油物を摂らず、夜食は絶対食べなかった」「ネガティブな気持ちにならないよう、模試の結果は1ヶ月前の自分だと言い聞かせ、気にしないようにした」「暗記ものは全部暗誦して覚えた。周りの人に聞いてもらったりした」「ジップロックに入れた暗記ノートをお風呂に持ち込み壁に貼って覚えた」「登下校中に歩IMG_1033.JPGきながら単語カードを毎日見ていた」「自分の部屋が無いので駅の公共スペースなどで勉強したこともあったが、やっぱり休みの日にも学校へ来て自習することが多かった」など、たくさんのコメントを聞くことができました。また、どれくらい勉強したかという質問に、「平日(授業がある日)は8時間くらい、休日は14時間くらい。睡眠と食事、お風呂以外はほとんど勉強していたと思う。10分ほどの時間でも単語を覚えたりした」「何をどれくらいの時間勉強していたかをつけるといい。携帯のアプリで便利なものがあり、打ち込むとグラフにしてくれたり、平均時間を出してくれたりして勉強時間の配分が分かった」などの回答がありました。6年生たちはIMG_1037.JPG自分たちにできるだろうかという表情をしている生徒が多かったようです。

また、これから夏に向けて伸び悩む生徒が増えると思うが、どうしたら良いかという質問には「基礎固めを行ない、焦らないこと。いろいろやろうとしても、基礎ができていない上に積み重ねれば崩れてしまう。英語であれば単語・文法などの基礎を遅くても秋口までに9割以上完成させるべき」と、全員が基礎固めの重要性を語ってくれました。これには、6年生たちも『やるしかない』という表情に変わってきていました。次に、予備校へ通うことについての質問に「何のために通うのか、目的が明確でなければ必要ない。自修館の授業と講座で大丈夫。先生たちは良くやっていただけるので、うまく活用するべき」「目的無しに行くといろいろな講座を進められお金がかかり、そればかりか学校とどっちつかずになる。言葉は悪いが予備校に食べられてしまう。そういう人を実際見ている。自分は小論文だけこの先生に教わりたいと思う人がいたので、週に一日だけその授業を先生の目の前で受けた」など、体験を踏まえてしっかりと答えてくれました。塾に行けば大丈夫と安易に考えている6年生たちには、かなり応えた回答のようでした。

IMG_1038.JPGこのほか、センター試験への取り組み姿勢や赤本はいつ頃から開くべきかなどの質問では国立志望と私学志望でも意見がそれぞれ分かれ、個々で判断することが求められました。最後に、受験生である13期生(6年生)へ一言では「解けなくても慌てないこと」「勉強するって楽しい。いろいろなことが分かるから。ポジティブに」「今、未来を考えると不安になり、過去を振り返ると後悔してネガティブになる。だから今を大切に、そのときにできることを一生懸命にやろう」「できることは全てやり切る。そうすれば結果はどうあれ、後悔することなく受け入れられる」「受験は最後までやりきることが大切」など、13期生の心を熱くしてくれるような素晴らしいコメントをもらいました。

IMG_1035.JPGガイダンスが終わってからも職員室で彼らを取り囲んで真剣に話を聞く13期生の姿がたくさんありました。毎年のことではありますが、『先輩たちがこうして頑張ったのだから自分たちにもできるはず、自分だけが辛いのではない、1年後には先輩たちのようになりたい』と、不安で折れそうになった気持ちに火をつけてくれたように感じます。こうして伝統は作られ、受け継がれていくのだと実感しています。

5名の卒業生諸君、今日は本当にありがとう。13期生たちは、きっと君たちのサポートに感謝し頑張っていけることでしょう。