自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

雛人形

校長室の扉を開けていると、校舎内の様々な様子が伝わってきます。今日は授業中なのに集団で廊下を歩いていく生徒たちの気配が感じられ、どうしたのかと廊下へ出てみると、学生ホールの雛人形のDSC04630.JPG周りに集まっていくのが見えました。毎年、生徒会を中心に雛人形を飾ってくれています。この雛人形は2期生の女子の家からいただいたものです。今年の6年生が12期生ですから、卒業して10年、このお雛様も10年目を迎えるということになります。

お雛様が飾られると、授業中のこの光景も毎年の恒例となっています。5年生の古文の授業にて、お雛様の成り立ちや内裏様・三人官女・五人囃子・右大臣・左大臣・仕丁・箪笥や牛車、桜橘などの説明をしながら、源氏物語などの一節と結びつけていきます。私も生徒の後方で話を聞いていたのですが、いかに雛人形のことを知らないか良く分かりました。特に、仕丁の三人の顔に表情がDSC04631.JPGあり「泣き上戸」「笑い上戸」「怒り上戸」と言われ、表情豊かな子どもに育つように願いが込められているということは気がつきませんでした。10回もこの雛人形が学生ホールに飾られているにも関わらず、表情の違いに気がつかず恥ずかしい限りです。さらに、古文担当教員はそこに並んでいる人形の配列と持ち物の違いを指摘し、その場で人形の場所と持ち物を入れ換えていました。生徒会の生徒たちにもしっかりと伝えておきたいと思います。

話を聞き終わった生徒たちは、男子も女子も雛人形に近寄って間近で確認をしておりました。そして、教室へ戻っていくときには誰彼と無く「うれしいひな祭り」をDSC04632.JPG口ずさんでいたのが印象的でした。

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皆さんのお宅ではお雛様をもう飾りましたでしょうか。私には二人娘(既に成人)がおりますので、先日飾り終えました。でも、我が家のお雛様は親王飾り(お内裏様とお雛様だけ)のため、このような説明を娘たちにしたことがありませんでした(知識がなかっただけですが...)。せっかく、生徒たちと一緒に話を聞きましたので、今度娘たちに七段飾りのお雛様の説明をしてあげようと思います。

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