自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

ちょっとの思いやり

今年は閏年ということで、一週間後がまだ2月となります。私は2月22日を迎えると「いよいよ一週間後は3月になり、卒業式がすぐそこなんだ」と思っているのですが、4年に一度はその感覚が変わります。わずか一日だけなのですが、3月になるとならないでは、気持ちの持ちようが大きく違う気がするのは私だけでしょうか。

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さて、本日は月曜日ということもあり、私の担当する1年生セルフサイエンス(SS)の授業がありました。本日の授業では写真と動画を見てもらうため、大型移動テレビを各教室に移動させていました。各教室には天吊プロジェクターが常備されているのですが、今日は映像に絵画が多く出てくるため、より鮮明に色が分かるよう大型テレビに映すことを選択したのです。

今日掲載したいのは授業の内容ではなく、このテレビを教室に運び入れるときの出来事と授業へ向かう際の出来事です。まず、テレビは教室の扉を目一杯開けてもまっすぐに入れるのは難しく、斜めにずらしたりするテクニックが必要です。私が教室の前にテレビを持っていくと、どのクラスも傍にいた生徒が手伝ってくれました。当たり前かもしれませんが、声を掛けたわけでもないのに自然と手を貸してくれて「優しい生徒たちだな」とつくづく感じていました。そして、もっとも感心したのは、私が授業へ行くたDSC03727.JPGめに職員室を出ようとした際の出来事です。私の不注意で、授業で使用するチョークケースを落としてしまい、辺りにチョークを散乱させてしまいました。そのとき、傍にいた1年生の女子(テニス部)がさっと近づき、一緒にチョークを拾い上げてくれたうえに、箒と塵取を持ってきてくれてチョークの粉も片付けてくれたのです。そのてきぱきとした動きと笑顔の対応に本当に感謝するとともに、嬉しさがこみ上げてくるのを感じました。こちらも当たり前と言われそうですが、その当たり前が私にとっては嬉しく、ぜひ紹介したいと思っていました。

優しい生徒が育ってくれているのを実感できる、私にとって素晴らしい一日でした。