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学校長の部屋

「カタリ場」開催

本日、6年生たちは模擬試験を朝から夕方まで受験しています。センター試験まで100日を切り、一つひとつの模試に対する意識も変わってきているようです。「焦らず・慌てず・あきらめず」で頑張り続けてくれることを願っています。

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さて、他学年はというと、4年生は放課後(午後)の時間を使って今と将来を考えるために「カタリバ(NPO法人)」の先輩たちとの「カタリ場」に臨みました。カタリバの皆さんは多くが現役の大学生です。自分たちの経験を活かし「高校生の心に火を灯す授業」と題して熱心に話してくれたり、聞いてくれたりしています。本校では、4年生が将来のことを真剣に考え文理選択を決定していくこの時期、毎年「カタリバ」の皆さんに協力いただいています。

私たち教師や親は、生徒から見れば縦の関係と言えるでしょう。そして、友達は横の関係と捉えることができまIMG_1888.JPGす。ではカタリバの皆さんはというと、人生の先輩、でも親・教師ほど縦ではなく、友達ほど横ではない、言うなれば「ナナメの関係」にあると言えます。利害関係にあるわけでもなく、同じ視点でもない少し年上の先輩の彼らから刺激を受けることで、高校生たちが自分の過去・現在・未来を考える動機付けになります。本校の先輩たちも後輩たちのために普段からたくさん話してくれますが、全く違う環境で育った先輩たち(カタリバ)の経験を聞くことはとても新鮮で、良い機会です。

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「カタリ場」が始まると、生徒3人とひとりの先輩で基本のひとつのグループをつくり、1対1で話す場面が設定IMG_1885.JPGされます。3人のうちひとりが話しているあいだ、他のふたりは7人の先輩がプレゼンテーションをしてくれますので、テーマを選択して話を聞きに行くことになります。私もふたりの先輩の話を聞かせてもらいました。自らの経験・思いを本当にストレートに熱く話してくれており、生徒たちが話しに引き込まれている様子が分かりました。年齢が近い・今の自分が抱えている悩みと同じ等、生徒たちの琴線に触れることが本当に多かったと思います。中には涙を流している生徒もおりました。また、1対1で話す場面でも自分たちの現在の悩みなどを相談している生徒が多く、先輩たちは傾聴し寄り添いながらも、自分の経験からアドバイスをしてくれており、本IMG_1892.JPG当に良い経験となっていたようです。

会が終了してもカタリ足りない生徒たちが「カタリバ」の皆さんの控え室へ詰めかけ、1時間以上も語り合っている姿が見られました。これからの自分の人生は、最後は自分で決めていくしかないのですが、自分だけが悩んでいるわけではなく、それでもみんな頑張って生きているということに勇気をもらい、これからの指針が少し見えてきたのでしょう。

最後に、生徒たちはとても良い顔をしていたのが印象的でした。きっと、悩みながらも前に進むことができるきっかけとなったことでしょう。

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