自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > ちょっとした好奇心

学校長の部屋

ちょっとした好奇心

先日の日曜日、本校から車で15分ほどのところにある「神奈川県立花と緑のふれあいセンター:花菜ガーデン」へ行ってきました。この花菜ガーデンには、初夏と秋に1170品種のバラが咲き誇る姿DSC03498.JPGがあり、それはみごとです。今の季節、花の数は少なくなっていますので何の目的があったかですが、12月4日から13日まで「全国大陶器市」が開かれるということを知ったからです。私は「なんでも鑑定団」というテレビ番組が好きで、ほぼ毎週見ています。その中に陶器などが多く出てきて鑑定をされるのですが、陶器の価値に興味があるというよりも、予想とのギャップがあることを楽しみにしています。ですから、自分ではその価値がどのようなものなのか全くと言っていいほど分からず、これまでに滋賀の信楽で一度手作り体験をしたのですが、その際並んでいた何百万という品物もすべて同じに見えるほどでした。

実際に会場へ行ってみると、予想外に大勢の人がいて賑わっておりました。信楽、伊万里、常滑、有田、笠間、九谷、波佐見、益子などたくさんの窯元からの出品がされておりました。お店もテントごとに分かれ、それぞれに似たようなもの(私にはそう見えてしまうのですが...)を販売しています。お皿やお茶碗、急須やとっくり、そしてたぬきの置物まで、本当にたくさんの品物が並び、来場者の目を楽しませていました。

DSC03408.JPGそして、店舗を回っていると、店員さんがほぼ共通して言うのが「これを実際にデパートなどで買ったら、この値段では絶対に買えませんよ」です。そう言われると、人の心理としては今ここで買ったほうが得になると思ってしまうのでしょう。私は陶器を見る目がありませんので、本当に良い物かもしれませんが、まさに手玉に取られて信じてしまいます。そして、さらに「もう少しおまけしますよ」と、とても商売上手です。

また、会場を見回してみると大勢の人がいる中で店員さんと親しげに会話をしている方が何人もいました。本当に陶器が好き骨董が好きというタイプの人から、さも知っていますよという知識を振り翳すタイプ(のように見える)の人です。どちらも「なんでも鑑定団」でよく見かけるタイプです。この中からも何年後か鑑定依頼をする方が出てくるのでしょうか。

***********************

今回、初めて陶器市に出向き分かったことは、いかに自分が陶器に対して無知であったかということです。なんでもそうですが、まだまだ知らないことがたくさんあるということが分かる良い機会でした。普段出かけないようなところへ出かけてみると、きっと新しい発見が待っています。年齢とともに新しいことを嫌うようになっていくと言われますが、なにごとにも興味を持ち、行動していけるよう今後も心がけていきたいものです。

生徒たちにも様々なことに興味を持ち、積極的に知識の幅を広げてもらいたいと考えます。