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学校長の部屋

金木犀の香り

夜半からの風雨が家の壁や雨戸にあたる激しい音で、何度も目を覚ましてしまいました。同じ思いをされた方も多かったのではないでしょうか。

DSC04385.JPG台風21号が爆弾低気圧となり、関東以北に猛烈な風雨をもたらしました。私は4時以降テレビをつけ、警報が発令されていないか、交通機関は平常運転されているかなどを確認し、生徒の登校へどれだけ影響があるかを考えていました。幸い、6時前には風雨も弱まり交通機関への影響も無く、生徒たちは何事も無かったように登校しておりました。皆さんのお宅では被害はありませんでしたか。我が家では、もう少しで咲くはずであったバラの枝が数本折れてしまい、とても残念でした。しかし、これくらいで済んで良かったと思うべきなのでしょうね。

また、昨日まで校長室の外から良い香りを運んでくれていた金DSC04381.JPG木犀の匂いが薄らいでしまったように感じます。校長室とB棟の間にはたくさんの金木犀が植えられていて、毎年この季節にはその香りで気持ちが豊かにさせられます。しかし、今日未明の風雨によりオレンジの花のほとんどが落ちてしまったようです。こちらも少し残念でした。

ところで、皆さんは香りに思いが蘇るということはありませんか。私は、この金木犀の香りに田舎の秋祭りを毎年思い出します。高校を出て上京してからはほとんど参加することのない田舎の祭りなのですが、なぜかこの香りとともに昔の楽しかった光景が浮かび、とても懐かしい気持ちにさせられます。先日、DSC04388.JPG教員の日直日誌を読んでいたところ、「金木犀の香りに今年も探究文化発表会の準備・本番の季節がやってくるのを感じる」というコメントが書かれていました。私にとっては楽しい思いですが、その教員にとってはもしかすると「準備がたいへんで辛い」という思いかもしれません。また、「よし、生徒とともに頑張ろう」という思いなのかもしれません。確かに、本校にとって金木犀の香る頃は探究文化発表会へ向けた準備の時期です。生徒たちも卒業して何年か経ち、この香りに出会ったとき、探究文化発表会を思い出すのでしょうか。それが楽しい思い出なのか、辛い思い出なのかは分かりません。でも、これかDSC04384.JPGら準備していく生徒たちには「たいへんだったけどよく頑張った。満足した」という思いを持って欲しいと願います。