自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

不安になる時期

先週の土曜日は、生徒休校のためブログもお休みしておりました。生徒たちは今週の水曜日から2学期の期末考査ということもあり、土日は家で必死(?)に勉強に取り組んでいたことでしょう。

DSC03568.JPGさて、その土曜日に登校して来る生徒もいました。4年生の補習を受ける生徒たちと、6年生の自習組です。毎年のことですが、ペースを乱したくない6年生たちが休みの日も関係なく自習のために登校してきます。誰が登校しているのかを掌握するために、登校した生徒は職員室の登下校ノートに記入することになっています。記入後、それぞれがお気に入りの定位置に向かい、夕方まで一心不乱に受験勉強に打ち込みます。そんな彼らを私も心から応援しています。

その土曜日に廊下を歩いていると、6年生の女子に出会い「勉強は順調か」と尋ねました。彼女は「どうでしょう。自分では一生懸命に夏休みも勉強していたつもりですが、伸びを感じられないんです。これまでの模試の成績も上がってこなくて不安なんです」との返事が返ってきました。毎年のことですが、夏休みが終わった時期の6年生たちは自分が頑張ったと思っているほどの結果が得られず、「やってもダメなんじゃないか」と自信を無くしたり、不安になったりする者が出てきます。また、その様子に心配する保護者が生徒よりも先に第一志望校を諦めてしまったり、安易に推薦やAO入試を望むことも出てきます。本校では、「生徒たちは受験の最後の最後まで成長する・伸びる」と信じ、これからの時期の彼らに寄り添って励ましていきます。

DSC03573.JPG6年生の彼女には、「多くの先輩たちも、この時期はきみと同じような不安に駆られていたよ。でもね、夏休みに一生懸命勉強したことはすぐには結果として表れないんだ。その結果が表れ始めるのは2~3ヶ月先なんだ。だから、今は継続してやり続けることが大事なときで、悩んでいる暇はないんだよ。悩んでいると、その先に伸び続けるはずのものが、止まってしまうからね。今頑張っている自分を信じよう」と話しました。彼女は「本当ですか。信用しますよ」と、笑顔で自分のお気に入りの場所へ戻っていきました。

未来は誰にも分からないから不安になり、早く結果に辿り着きたくなるものです。しかし、努力で未来を変えることができると信じるなら、慌てず確実に今できることに全力を傾け進んでいくだけです。6年生たちには、なりたい自分を想像し、自ら諦めることなく、「自学・自修・実践」していってほしいと願っています。