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学校長の部屋

地域公開講座・保護者教養講座

本日、前期生たちは校内実力テスト、後期生たちは平常授業を実施している時間に並行して「地域公開講座・保護者教養講座」を開講いたしました。「地域公開講座」として実施するのは今回が初めてで、教育現場の本校を地域の方にも利用していただけないかと創立15年目を迎えた一昨年頃より考えてきました。そして、今回実現することができました。まだまだ地域の方の数は多くはないものの本校保護者と交ざってしまえばほとんど分かりませんので、居辛いということはなかったと思います。満足していただけたでしょうか。

DSCF5764.JPG今回のテーマは「これからの海外大学進学、留学を考える」です。昨今、グローバル化がいたるところで話され、すぐに語学研修、海外との異文化体験・交流のための海外留学・海外大学進学という安易な話に進むことがあります。本校では英語教育は当然不可欠ですが、教育目標の「自主自律の精神に富み、『自学・自修・実践』できる生きる力を育成する。21世紀が求める人間性豊かでグローバルな人材を創出する」を基に、自分の意見をしっかりと持ち・主張でき・目標に向かって挑戦し続け・周りと助け合う人材育成が世界で通用する、リードすることだと考えています。その意味では、本校の探究活動はまさにDSCF6429.JPG教育目標へ向かっての具現化された取り組みだと言えます。ですから、今回の講座でも「海外大学進学、留学」をもう少し広い視野で捉えていきたいと考えました。

講師はベネッセコーポレーションの方にお願いし、ここ数年における「留学の価値」や「留学のパターン」、「留学者に共通なキーワード」「海外進学を考えるポイント」などをお話いただきました。まずは、これからは国内大学と海外大学をフラットな進路選択として検討するようになるということでした。だからこそ、一番大切なことは自らの進路選択として「将来、何をしたいか、何になりたいか、だから海外で何をするのか」という目的意識、強い意思であるとIMG_0859.JPGいうことです。今、日本人の留学生はまず2年制の大学に入る者が多く、4年制にいきなり入れるだけの語学力を持った生徒は少ないそうです。そして、2年後に日本に戻るか、そのまま海外の4年制大学へ編入するかなどの選択をすることになります。国によっても状況が異なり、例えばアメリカは一般教養(リベラルアーツ)から進めていくが、イギリスやオーストラリアは専門的分野にすぐに入っていくなどです。フラットな大学選びをするからこそ、どのような情報を知っているかは大切です。

また、英語力についても今よく言われる「読む・書く・話す・IMG_0914.JPG聞く」という英語の4技能がいかに留学でも大切かが話されました。日本人は「読む・書く・聞く」はある程度できるが、「話す」を苦手とする場合が多い。4年制大学の講義をうけるためには4技能が不可欠である。だからこそ、海外へ行ってから勉強するのではなく、中高の6年間でしっかりと4技能を学んでおくことが大切ですと話され、私も力強く頷いていました。

最後に、補足としてアメリカ・カナダ・オーストラリアの教育制度や魅力も教えていただき、今現在またこれからの「海外進学・留学」についてのたくさんの情報を得ることができました。参加された皆さんも、メモをとったり頷いたりと情報をIMG_1285.JPGしっかりと整理して持ち帰っていただけたと思います。私たちも、留学や海外進学を積極的に勧めるということではなく、今後希望者が出てきたときにしっかりと寄り添えって進路指導をしていけるようにと考えていましたので、とても役に立つ内容でした。

第2回の地域公開講座は1月20日に「食育」をテーマに実施いたします。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと存じます。今回、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

(※写真は、海外FWの様子です)