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学校長の部屋

アンガーマネジメントセミナー②

本日をもって1学期期末考査答案返却がすべて終了しました。あとは月曜日の終業式を残すのみとなりました。

さて、本日も昨日に続き「アンガーマネジメントセミナー」についてお話したいと思います。第3回・第4回がすでに行なわれているのですが、参加している生徒たちに尋ねてみると「怒りの理屈が分かるようになってきました。」「ここ数日、日常的にも意識をして自分の気持ちを考えるようになりました。」など、セミナーの良い影響が表れてきているようです。

_MG_9693.JPG第3回では、「三重丸」というキーワードで考えていきました。人は、誰もが自分の価値観や常識を持っています。そこに「○○であるべき」という気持ちが働き、その「~べき」から外れていることに対しイライラしたり怒ったりします。たとえば、集合時間が10時だとしたら「5分前には集合するべき」と思っている人にとっては9時59分に来た人にはイライラする感情を持つかもしれません。この「~べき」を中心丸に置いたとき、どこまで許容範囲とするかをその周りの二重丸、許すことができない・認めることができないという段階をその周りの三重丸とします。この許容範囲を広めていくことで相手への言い方を変えることができ、自分の感情を乱さずにすむようになることができるとのことでした。生徒たちは、自分の体験にこの三重丸をあてはめ、どう考えればよかったのかを考えていました。

DSCF0042.JPG第4回では、「分かれ道」というキーワードで始まりました。イライラしたり怒ったりしたとき、その事象が「変えることができる」「変えることができない」ということをまず考え、変えることができるとしたら「重要なこと」か「些細なこと」か、変えることができないとしたら「重要なこと」か「些細なこと」かを次に考えます。変えられることで重要なことは、「いつまでに・どうやって・どの程度」を決めて解決しようと考えます。変えられることで些細なことであれば、慌てず・譲り合い、ゆっくり解決しようと考えます。変えられないことで重要なことは、受け入れるか他のことを選ぶことを考えます。変えられないことで些細なことは、忘れてしまおう・気にせず先に進もうと考えます。このようにして考えると、イライラや怒りが長く続くことがなくなるとのことでした。生徒たちは、ロールプレイを通してどのように対処するべきかを話し合い、目標は自分の日常に活かすこととしてこの週末を過ごしてみることになりました。

月曜日はいよいよ最終回です。全5回を受講した生徒たちがどのように感じ、意識を変えられたかに注目したいと思います。それでは、月曜日に報告いたします。