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学校長の部屋

朝の生徒との挨拶

DSC03767.JPG私はほぼ毎朝、校内の清掃を行っています。それは校内の環境整備に少しでも役に立つことができればと思ってのことです。こうして清掃をしてもう何年になるでしょうか。朝、7:00~7:45くらいにほぼ同じコースで校内を回るため、出会う生徒もほぼ同じなのですが、2月から5月くらいは新しい顔が加わる時期であり、そこからほぼ常連になっていきます。そんな彼らは、ほぼ全員と言ってもよいでしょう、私が掃き掃除をしていると必ず「おはようございます。」と元気よく挨拶をしてくれます。今年は中学3年生の生徒一人が「おはようございます。いつもありがとうございます。」と、出会うたびに立ち止まって礼儀正しく声をかけてくれます。彼のお陰により、とても嬉しい気持ちで一日をスタートさせることができます。

DSC03727.JPGまた、先日は中学1年生の生徒が、「おはようございます。校長先生はいつも掃除をしているのですか。どうしてですか。」と不思議そうに尋ねてきました。私は「校舎が綺麗なほうが気持ちいいだろう。君たちは毎日授業が終わったあとに掃除をしてるでしょう。私は放課後にできないから朝やっているだけなんだ。君たちのお父さんお母さんも家の掃除をこまめにやっているだろう、同じだよ。大切なものはいつまでも大事にしないとね。」そう話すと、彼は納得したような顔をして教室へ向かって行きました。

毎朝顔を合わせる生徒たちは、私が掃除をしている姿を見てくDSCF8110.JPGれています。ですから、先日こんなこともありました。それは2時間目の終わった休み時間のことです。私が廊下で落ちているゴミに気づき拾って顔をあげると、そこにフッと手が差し延べられ「捨てておきます。」と、朝よく出会う4年生の男子が本当に自然に私が拾ったゴミを受け取ってくれました。些細なことかもしれませんし、当たり前と言えばその通りかもしれないのですが、このときも本当に嬉しかったです。

「環境は人を育てる」と言いますが、「その環境は人が作る」のだと思っています。行動することで景色はきっと変わるはずです。でも、それは無理をすることではなく、今できることを今できる範囲で行うことが大切ですね。

(※最後の写真は先日行われた「浴衣着付けセミナー」の様子です)