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学校長の部屋

「怒り」の感情への取り組み

本日、多少風は強いのですが、とても暖かく、新緑が風になびく様子やチューリップの花びらが大きく開く姿に春本番を感じました。校内では、ほとんどのクラスが窓を開放し、授業中も爽やかな風を教室へ取り込んでいます。暑過ぎるのもどうかと思いますので、今日くらいの天候が何を行なうにもちょうど良いと感じます。

DSC03817.JPGさて、本校ではセルフサイエンス(SS)という独自の授業があることを4月13日の本ブログにて簡単に説明しています。これは、感情のコントロールや自己理解・他者理解を考えていくプログラムの実践です。その中でも、喜怒哀楽という感情を理解することは重要です。昨今、中高生の事件が相次いでいます。川崎の中学生殺害などもその一例です。なぜ、そのようなことが起こるのかを考えたとき、自己理解・他者理解が不足していることは勿論ですが、感情、特に「怒り」というものの制御が正しくできていないことがとても重要だと捉えます。大人でも起こりうることですが、成長とともに発散の方法を身につけるDSC03842.JPGことで、徐々に自らの感情をコントロールできるようになり、怒りが爆発することは少なくなります。

しかし、このところの社会の様々な事案を思うに、「怒り」の爆発が起こった際、以前よりも重大事件に結びつくことが増えているように感じます。本校においてはSSの中で「喜怒哀楽」などの感情を理解するよう実践していますが、それでも世の動きを考えると、もう少し「怒り」に特化した学びの場を設けることの必要性を感じているところです。そこで、今年は「怒り(アンガー)」の感情コントロールなどを専門に研究している「日本アンガーマネジメント協会」にご尽力いただき、DSC03814.JPG5月に保護者対象・5月6月に希望生徒対象の「アンガーマネジメントセミナー」を開講することにいたしました。私もこの1年間で数回セミナーに参加させていただき、「なるほど」ということが何度もあり、本校のEQ理論の一環として捉えることができると認識しています。先日、年度初めの主任以上のミドルリーダー研修でもアンガーマネジメントについて説明していただき、それぞれの立場で理解を深めています。すでに、文科省や教育委員会などでセミナーを実施しており、内容も確かなものだと考えます。

現在、保護者の方の参加申し込みを行なっているのですが、開催までにまだ3週間以上あるにもかかわらず、すでに60名以上が申し込みをされており、関心の高さを感じます。このセミナーを通して得ることを我々もSSの授業や日常生活に役立てていこうと考えます。今回、外部の方への一般公開はいたしませんので、セミナーを実施した際は本ブログにて報告します。楽しみにお待ちください。