自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > 就職の報告

学校長の部屋

就職の報告

本日は後期課程生の学年末考査最終日です。最終日は2科目の試験のため11時には終わりますから、最後まで集中しましょう。

DSC03730.JPGさて、土曜日の午後、卒業生たちが校長室を訪ねて来てくれました。彼らは7期生の男子1名、女子2名です。7期生は、この3月に大学を卒業する年度に当たり、その報告に来てくれました。このうち一人は薬学部ということで、あと2年学生生活を送るということでした。7期生は1年生のとき私がクラスの副担任、1・2年生のとき学年主任をした学年のため良く知っています。大人になったとはいえ、話していても在学中と雰囲気はあまり変わらず、とても懐かしく感じられました。

彼らは、在学中のことを本当に楽しい自修館生活であったと笑顔で話してくれました。大学へ行ってからもよくこのメンバーで集まるそうです。彼らの話では、前期課程(1~3年生)のあいだは何も考えていなくて先生に怒られたり友達と喧嘩したりしたけれど、後期課程に入ってから、特に5~6年生の自分たちで考えて動いたり、進路に向かったりしたときがとても充実していたそうです。やはり、学校全体のリーダーとなる5年生、進路へ邁進する6年生というのは主体的に動いており、自分で目標に向かって頑張っているからなのでしょう。逆に、4年生までは先生たちに甘えていたり、引っ張ってもらっていたりという印象が強かったとも話していました。私が傍で見ていた1・2年生のときは、確かにいい子たちでしたが言われないと動けなかったかもしれません。今では、自分たちの6年間をしっかりと分析できる思考を備え持ったという感があり、とても頼もしく思います。また、多くの卒業生が言うことですが、彼らも探究「修論」執筆には苦労したとのことでした。4年生で20,000字の論文を書くため、そのときは逃げ出したかったけれど、最後まで頑張って良かった。大学でのレポート提出にとても役立ったと言っていました。

DSC03731.JPGこれから就職する二人には、「若いうちの苦労は買ってでもしろ。」ということを伝えました。まず1年間は言われたこと・指示されたことに全力を尽くすこと、そうすれば2年目からは自分で考えて動けるようになると。今の若者は青い鳥症候群や天職を探す人が多いと言います。ちょっと苦しいこと・辛いことがあると「これは天職ではないのでは。」と考えるようですが、私には逃げにその言葉を使っているようにしか思えません。今、自分が置かれたところで頑張っていくことで、それを天職にするくらいの気持ちが必要なのではと思ってしまうときがあります。こうして私のところへ就職の報告に来てくれた卒業生たちには、いつもそんな話をしています。

幸せな10年後、20年後を迎えるためにも、ぜひ若いうちの苦労は買ってでもしてください。そして、実際に就職してからの現状報告に来てください。楽しみに待ってます。

(※写真は、7期生の入学時のものと、卒業時のものです)