自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

成人の日

昨日は本当に素晴らしい晴天に恵まれ、全国の市町村において成人式が執り行われました。地域によっては別日にすでに行なっていたところもありますが、本校のある伊勢原市では「成人の日」の昨日、合唱コンクールで馴染みのある伊勢原市民文化会館で盛大に開催されました。

さて、2015年の新成人は全国で126万人となり昨年より5万人多く、1995年に減少に転じて以来、21年ぶりの増加だということです。しかし、伊勢原市の新成人は年々減少し989人と1000人を割ってしまったそうですから、全国的な流れとは違い課題となっているようです。

IMG_3677.JPG私は伊勢原市の成人式へ参列しました。地域の成人式は公立の中学校を中心に企画運営されることが多いのですが、伊勢原市のほうから「自修館も義務教育課程(前期課程)の生徒がいるのだし、伊勢原にある学校なのだから実行委員に入ってもらって一緒にお祝いをしませんか。」と2年前にお誘いを受け、伊勢原市在住の卒業生に声をかけ実行委員として参加してもらいました。そこから3年目、今では先輩から実行委員のことを受け継ぎ、市内公立中学4校とともに「成人式」を当たり前のように企画運営しています。

今年新成人となったのは、9期生たちです。伊勢原市在住にはIMG_3685.JPG男子も女子もいたのですが、なぜか実行委員は3名とも女子でした。彼女たちは夏の段階から式典の前に流すビデオ製作の準備を進め、市内全ての小学校・中学校を回り、先生方からのコメントを撮影していました。もちろん、本校にも撮影のために来てくれました。私もビデオカメラを向けられ、照れながら新成人へのお祝いの言葉を話したのを覚えています。懐かしい先生方のビデオメッセージが会場に流れると、新成人たちからは歓声があがり、会場がとても温かい雰囲気に包まれました。

その後式典が始まったのですが、司会進行からすべて彼らが行ない、とても立派な成人式でした。その中で、市内中学5校IMG_3686.JPG(本校含む)の新成人を代表して各校1名が「はたちの誓い」を述べました。どの代表も素晴らしい誓いを述べてくれたのですが、やはり親ばかでしょうか本校の代表の言葉が耳に残りました。彼女は、大学へ入り一人暮らしを始めたのですが、「親と暮らしているときにどれほど支えられていたかを今痛いほど感じている。でもなんとか生活をしていられるのはここまで様々なことを教えてくれた両親のおかげ、先生たちのおかげ、周りの人たちのおかげ。これまでは伝えてこられなかったが、言葉にしないとその思いは伝わらない。これからはその感謝の思いをしっかりと伝えたい。周りの人へどんなに些細なことでIMG_3694.JPGも言葉にして伝えていきたい。そして、両親や先生たちが自分にしてくれたように、これからは自分が周りの人へしてあげられるようになりたい。」という内容を堂堂と話していました。

夕方からは9期生が横浜に集まり、卒業時の担任たちも参加して、楽しいひとときを過ごしたと今朝当時の学年主任から報告をもらいました。久しぶりに見る9期生たちは、とても大人になり立派に見えたそうです。きっと、9期生全員が自分なりの「はたちの誓い」を胸に刻んでいることでしょう。新成人たちに幸多きことを祈っています。