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学校長の部屋

トビタテ!留学JAPAN

DSC04272.JPG本日の午後、全校生徒を対象とした特別講演会を実施しました。テーマは「これからの世の中とその時に求められる能力~留学のすすめ~」です。留学については、先週の土曜日にも保護者教養講座・地域公開講座にて講演をいただきましたが、本日は生徒たちが対象です。本日の講師は、文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクト・トビタテ!留学JAPANプロジェクトディレクターの船橋力氏です。船橋氏は幼少期をアルゼンチン、高校時代をブラジルで過ごすというご経験をされています。2000年に起業した後、2009年には世界経済フォーラム(通称ダボス会議)のYoung Global Leadersに選出されています。本日はその経験も踏まえてお話してくださいました。

DSC04277.JPGまず、トビタテ!留学JAPANでは2020年までに日本人の留学生を倍増させる(大学生6万人⇒12万人、高校生3万人⇒6万人)ものとし、文部科学省初の官民協働プロジェクトによる支援にて民間から200億円の寄附を目標として海外へ10,000人を派遣しようとしています。このトビタテ日本代表生には、①将来のグローバルリーダーを目指す、②日本のアンバサダー(大使)として日本の良さを発信する、③留学生増加のため「留学のエヴァンジェリスト(伝道師)」として活動するという3つの役割があるそうです。

今回の講演では、①「世界はどう変わっていく?」、②「社会DSC04279.JPGはどう変わっていく?」、③「日本はどう変わっていく?」、④「未来に向けて何が必要?」などの観点から、テーマについて生徒たちへの質問も交えながら進められました。船橋氏は、①について「1:人と人がさらに繋がる。2:物理的に近くなる。3:国と国に大きな差がなくなる」と説明し、②については「1:技術の進歩、世界の動きがさらに早くなる。2:ロボット化が進む」と話され、③は「1:グローバル化、2:少子高齢化、3:海外からの人材確保」と話されました。

そして、④については求められる要素として「5つのC」を上げられました。[Curiosity(好奇心・探究心)][Challenge(挑戦DSC04286.JPG意欲)][Communication(コミュニケーション力][Courtesy(礼儀・正しさ)][Characteristics(特性・特色]の5つです。そして、自分で未来を切り拓く力が大切になっていくと語られました。

自分の未来を切り拓くためには、自分の目で実際に見て確証を得ることが必要です。日本のマスコミが海外のニュースを流すのは10%以下ですが、イギリスやシンガポールでは70%以上とのことでした。明らかに日本人は世界で起きていることを知らなすぎます。ですから、今後は多様な習慣を持った友達を作り、多様な価値観に触れ、世界・社会・未来がどのようになるのか予測できる広い視野を持つ自分を構築することだと話されDSC04287.JPGました。それには、海外体験・留学で得られるものが大きく、単に語学研修だけではなくコンテンツを重要視し、「Who are you?」(自分は何者か・何を語れるのか・自分独自の意見は何か)に応えられるよう自分を鍛えることです。できれば、自ら企画・計画し、実践を伴う留学が有効ですとのことでした。

講演を聞いて、生徒たちも世界に目を向けようときっと思ってくれたことでしょう。明日からはオーストラリア短期研修が始まります。参加する生徒たちは、本日の講演を自分のこととして聞くことができ、本当に良いタイミングだったと思います。