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学校長の部屋

SS(セルフサイエンス)の授業

本日は木曜日ということもあり、1年生全クラスへSS(セルフサイエンス)の授業を行なう日です。早いもので、今学期(今年)も最後の授業となりました。

DSC01821.JPG本日のキーワードは、『明るい言葉』と『暗い言葉』です。授業の最初に生徒全員へ「好きな言葉」を尋ねました。そうすると、夢・真実・希望・努力など素敵な答えがたくさん返ってきました。中には、AKBとかジャニーズなど中学生らしい(?)ものも含まれましたが、そこは他の生徒たちに明るく受け入れられておりました。そして、そのときに表情を指摘すると、みんな笑顔であり、楽しい雰囲気を醸し出しているのが確認できました。これって気持ちを明るくしてくれる言葉ということですね。もう少し掘り下げると、元気が出る言葉・励まされる言葉・勇気が出る言葉・やる気になる言葉・嬉しい言葉など様々な言い方ができるでDSC01236.JPGしょう。そして、生徒たちには自分が受けてそのような気持ちになる言葉を30個書いてみようと投げかけてみました。意外に生徒たちはペンが進まず、10個以上書けたのはクラスで半分程度しかいませんでした。

その後、今度は暗い言葉について考えました。暗い言葉とは、傷つく言葉・辛い言葉・やる気がなくなる言葉・嫌だと感じる言葉など、たくさんの意味を含むことを生徒たちは答えてくれました。そして、また30個書いてみるよう促します。そうすると、ほとんどの生徒が先ほどよりペンが動いているのが分かりました。書き終えたとき、クラスの2/3の生徒は「明るい言葉」よりDSC01232.JPG「暗い言葉」のほうをたくさん書いていました。

これは、人の心には嬉しい言葉は雰囲気として残り、傷つく言葉はそれ自体がストレートに強く残ってしまうということを意味しています。普段、生徒たちはどちらの言葉を多く使っているか尋ねてみると、自己判断ですが、およそ半分半分でした。

言葉は「言霊」と言われるように、必ず意味を持ち、良くも悪くも人に影響を与えます。そして、一度口から出た言葉は取り消すことができません。今、世の中では軽率な発言から大きなトラブルになるケースが増えています。本校の1年生たちも、まだまだ口から出る言葉が先で、考えが後からついてくるといった年齢です。お互いがコミュニケーションの中で、少しでも明るい言葉を選んで使えるようになることが大切だと考えています。本日の授業では、普段の自分の発言を振り返り、言葉の持つ力をしっかりと認識してくれたら嬉しいです。