自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > 記念日とは

学校長の部屋

記念日とは

今日は、11月11日です。「今日は何の日ですか。」と聞いてみると、「ポッキー&プリッツの日」と答える生徒がたくさんおります。これは、1999年(平成11年)にお菓子メーカーが制定したものですが、宣伝の力は絶大であり、今では多くの人に認知されています。

 

DSC01821.JPGさて、この「~の日」のようなものは正式に制定されたものから勝手に名乗っているものまで多数あります。11月11日を調べてみると、「ジュエリーデー(1909年・日本ジュエリー協会制定)」「サッカーの日(ミズノ制定)」「電池の日(1986年・日本乾電池工業会制定)」「介護の日(2008年・厚生労働大臣発表)」「ピーナッツの日(1985年・全国落花生協会制定)」「チーズの日(1992年・日本輸入チーズ普及協会制定)」「配線器具の日(1999年・日本配線器具工業会制定)」「靴下の日、ペアーズデイ、恋人達の日(1993年・日本靴下協会制定)」「麺の日(1999年・全国製麺協同組合連合会制定)」DSC09784.jpg「長野県きのこの日(JA全農長野県本部制定)」「恋人たちの日(静岡県土肥町土肥観光協会制定)」「きりたんぽの日(秋田県鹿角市かづのきりたんぽ倶楽部制定)」「おりがみの日(日本折紙協会制定)」「下駄の日(静岡県伊豆長岡観光協会制定)」「鮭の日(新潟県村上市制定)」「コピーライターの日(2007年・株式会社宣伝会議制定)」「煙突の日」「世界平和記念日(1918年・ヨーロッパ各国)」「鏡の日(2006年・全日本鏡連合会制定)」「箸の日」「もやしの日」「磁気の日(1992年・ピップフジモト制定)」など、23もの「~の日」がありました。

この中には、「ジュエリーデー」のように宝石の重量の表示に200mgを1ct(カラット)とする国際単位が採用された日や、「世界平和記念日」のようにドイツとアメリカが停戦協定に調印し、4年にわたった第一次世界大戦が終結したお祝いの日など、意義深いものもありますが、ほとんどの「~の日」が数字の「1111」や漢字の「十一十一」の見た目にこじつけていたり、「いい日」など語呂合わせになっています。そして、そのほとんどがその業界や会社、観光協会などの宣伝として使われており、意識するに値しないものばかりのように思います。意識すべきは、「記念日」だと私は思います。そもそも記念日とは、「記念すべき何かがあった日」のことですから、上記の「~の日」というもののほとんどが記念日ではありません。DSC_0010.JPG「記念日」という意味ある日については、それぞれ個々人の記念日もたくさんあると思いますが、価値観は違っても時代が流れても、共有できるものはしっかりと残し、忘れないようにしていきたいものです。

 

本校の創立記念日は12月1日ですので、生徒たちとともにお祝いしたいと考えています。

(※左の写真は、創立2年目の本校の校舎です。今とどこかが違いますが、お分かりになりますか。)