自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 学校長の部屋 > 探究文化発表会の様子③

学校長の部屋

探究文化発表会の様子③

本日も引き続き「探究文化発表会」当日の様子について掲載いたします。特に、5年生企画について本日は紹介したいと思います。

DSC02106.JPG探究発表(ゼミごとのプレゼン)は前期課程生が中心となり行っていますが、会自体の企画運営は4・5年生の後期課程生がいなければ成り立ちません。後期課程生は部署統括・A棟・総務装飾・広報・ステージ・物品管理などに分かれ、スムーズに会が進行するよう責任を持って行動してくれています。5年生が4年生に指示をしながら役割を伝えます。毎年のことですが、彼らの動きを見ていると伝統のバトンが受け継がれていることを感じます。

そして、これらの配役に加えて「5年生企画」というものが行われます。この5年生企画というものは6期生から始まっており、DSC02074.JPG今年で6年目を迎えました。受験生である6年生を除けば、実質的に最高学年となる5年生ですから、会自体の運営は勿論ですが、そこにプラスしてどれだけ自分たちの自主性を付け加えることができるかということがこの企画です。考える以上は責任を持ってもらわなければなりませんし、そこに当然目的が明確になることも大切です。過去には、「海外FWの報告」「地球温暖化について」「5年生探究プレゼンテーション」「モニュメント制作」など様々な試みが行われましたが、今年は5つの企画が実行されました。

 

DSC02102.JPG一つ目は、開会式・閉会式にて放映された「オリジナルビデオ」制作です。それぞれ5分くらいのものですが、その中に探究活動の意味・探究文化発表会が凝縮されており、会場に流されると生徒全員の気持ちをグッと捉え放さないほどのインパクトがありました。まるで専門業者が制作したのではないかと勘違いするほどのできであり、誰もが感心していました。

二つ目は、「モザイクアート」制作です。最近では「24時間テレビ・愛は地球を救う」などでも行っていますので、お馴染みかと思います。今回、ベニヤ板4枚を繋げたものに写真を貼り合わせて1枚の絵にしていました。近くで見ると全体像が分からないのですが、3mくらい後ろに離れて眺めてみると、今年のイメージポスターが浮かび上がってくるのが良く分かります。実に上手にできあがっていると感心しました。

三つ目は、「キャラクター」作製です。イメージキャラクターというと、"ふなっしぃ"や伊勢原の"くるりん"などが浮かびますがDSC02155.JPG(?)、本校のイメージキャラクターを作ろうというものです。最近ではあまり目に触れなくなってしまいましたが、本校には"ガッツくん"というキャラクターがいます。体育館の入口などには、ガッツくんの絵がかかれているので、思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、時代の流れでしょうか、今流行のようなイメージキャラクターで盛り上げてみたいという思いが5年生にあったのでしょう。事前に全校生徒へデザインを募集し、当日の投票で一番数の多かったデザインを生徒会本部へ提案しようというものでした。実際には、これからどのようになっていくのか考えると、楽しみなような不安なようなといったところです。

DSC02146.JPG四つ目は、「しおり」作製です。来校していただいた方やイメージキャラクターの投票に協力してくださった方へ手作りのしおりをプレゼントしようというものでした。何種類もの「しおり」が綺麗にできあがり、私もプレゼントしてもらいました。

五つ目は、「焼きそば作り」(模擬店運営)です。5年生たちは、地元との繋がりがあまり強くないと思ったのでしょう。地域と連携していける何かを企画したいと考えたようです。そこで生まれた考えが「地産地消」というものでした。これまで模擬店は許可してきませんでしたが、伊勢原市役所・JA伊勢原・地元農家の方々に直接取材したり、交渉したりするなど、最終的には、自DSC02149.JPG分たちの思いをまとめていった彼らに任せてみることにしました。伊勢原の実情などにも触れ、彼らも考えさせられたようです。こうして、多くの方にご協力いただき、地元の食材を使って何ができるかと考えた結果、「焼きそば」に地元の野菜や肉を入れて販売しようとまとまったようでした。実際には、食材の手配もなかなか思うようにいかず、企画を実行に移すことの難しさも実感したようです。

当日、エプロンに三角巾をした女子・男子が笑顔でお客さんに応対する姿は、とても好感を持つことができました。きっと、これからは通年に亘って地元の農家の方々と繋がりを持とうと考えてGEDC0147.JPGいることでしょう。5年生たちが責任を持って後輩たちに引き継いでくれると信じています。

 

以上のように、5年生になると「探究文化発表会」では探究の他に自ら考えた企画を実行することができるようになります。しかし、そこには目的や実施方法など、しっかりと練り上げたものがないと許可されません。「自分たちのやりたいことがあるならば、私たちを説得してみせなさい。5年生なのだから、できるでしょ。」という気持ちがあります。

今年の5年生企画はいかがだったでしょうか。来校された方のご意見もいただければと思いますので、昨日同様、jishuinfo@jishukan.ed.jp へメールをいただければと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

 

来年度以降も、5年生企画は続いていくと思いますので、どのようなことが行われるのかぜひ楽しみにしていてください。