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学校長の部屋

1年生FW(フィールドワーク)

DSC01640.JPG本日は、1年生の1日FWです。これまでの探究の時間に伊勢原に関するテーマにて各クラス4グループ・学年16グループに分かれ、話し合ってきました。様々な疑問などを解決し、仮定を実証する機会です。本日は、テーマごとに12コースを作り、午前・午後それぞれ分かれることになっていました。

8時30分に伊勢原市子ども科学館前に集合し、プラネタリウム会場にて開会式が行われました。お忙しい中、市役所の皆様がご参加くださり、その後、それぞれの担当の方が分散会場へとグループごとに誘導してくださいました。

 

DSC01648.JPG午前中は、3コース(大山・環境美化センター・日本酒造会社)を除いて市役所内でFWです。お世話になったのは、環境保全課・交通防犯対策課・保健福祉部・都市総務課・農政課・商工観光振興課・文化財課の皆さんです。公務のお忙しい中、本校の生徒たちのために本当にありがとうございました。

私は、「伊勢原の歴史」をテーマにした文化財課の方のお話を聞かせていただきました。伊勢原には数多くの遺跡があること、縄文時代(1万2千年前)という太古の昔からこの地には集落があり、人が住んでいたことなどを伺うことができました。それは最古の土器が発掘されていていることから裏付けられているとのこDSC01653.JPGとでした。

また、江戸時代には大山信仰のおかげで栄えたことも伺いました。これは今でも頷けることですし、大山から遠く離れた伊勢原の駅北口に鳥居があることからも分かります。しかし、遠くは藤沢にも大山街道としての鳥居があることを伺い、さすがに生徒たちも驚いていました。

我々は大山信仰というと大山阿夫利神社をすぐに思い浮かべるのですが、昔は大山寺詣でが主流だったということを聞き、重ねて驚きました。大山寺は奈良の東大寺の初代住職が住職を務め、京都の大覚寺の流れを汲むことからも格式が高かったとのことでしDSC01663.JPGた。30年もこの地にいるにもかかわらず、恥ずかしながら知識がありませんでした。伊勢原の歴史を知るには、とても貴重な時間とすることができました。

 

午後からは、県立秦野ビジターセンター・平塚博物館・伊勢原消防本部・伊勢原市清掃工場・ネクスコ中日本・JA伊勢原・大慈寺・洞昌院・三ノ宮郷土博物館・大山参道などに分かれFWを行いました。私は、秦野ビジターセンターと大山参道に回りました。秦野ビジターセンターでは、丹沢の役割、生き物・植物、抱える問題などを伺いました。鹿が増えすぎていること、酸性雨などによりブナの立ち枯れが起こっていることなど本来の自然体系が崩れてきていることを知りました。本校でも丹沢クライムを行い丹沢の自然の様子を知る機会にもしているのですが、係の方からは「大山あたりだけではなく、もっと標高の高いところの深刻な生態系の変化を若い人たちに知ってほしい、そして考えてほしい。」と熱望されました。

個人的には、これまでにオオカミ・オコジョ・カワウソが絶滅してしまったことに残念な思いがありました。生徒たちはお話を伺ったあと、資料などによりさらにまとめたり、センターの方に質問をしたりして積極的に活動をしていました。

大山参道のグループは、伝統工芸について参道のお店の方々に突撃取材をしていたようです。特に大山コマについては興味を持ったようで、お店の方に回してもらいながら回し方を教わっていたとのことでした。

 

今日のFW取材をもとに、さらに今後グループごとにまとめていき、10月の探究文化発表会にて発表することになりますが、これだけたくさんの充実した情報ですから、どのような発表になるのか今からとても楽しみです。

皆さんも大いに期待していてください。

 

市役所の皆様、それぞれの訪問地の皆様、本日はご協力いただきまして、本当にありがとうございました。ぜひ、10月にはこの成果をご覧いただけますよう、よろしくお願いいたします。