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学校長の部屋

創立15周年記念 EQ特別講演会 実施

GEDC0222.JPG本日11:00より、「創立15周年記念 EQ特別講演会」を開催致しました。会では、前期課程生に保護者・一般の方を含め、500名ほどが松下先生と1期生の先輩の話に耳を傾けました。

松下先生は、まずEQとは何かということの説明から始められました。生徒たちにも分かりやすくするため、スポーツにおける人の心理を例に出したり、ステージから生徒席にお降りになり、直接質問をしたりしてくださいました。そして、日本で初めて教育現場にEQ理論を取り入れた本校において、SS(セルフサイエンス)の授業を担当なされた頃のお話に繋がれました。創立当初、1期生のSSを3年間継続して担当されていたのですが、チームワークGEDC0240.JPGを作ること、リーダー的意識を持った生徒を育てることなどに苦労されていたようです。当時を振り返る話しの流れから1期生の男子卒業生に登壇してもらい、当時の様子と今の自分にどのような影響を与えてくれているかなどを話してもらいました。彼は、会社の中でもマネージャーとして組織をまとめ、チームワークや目標設定の大切さを共有するためにもコミュニケーションをしっかりとることを意識していると言っていました。そして、部下のしぐさや動作の一つひとつもサインだと思って見落とさないようにしているとも話しました。これこそ、まさにSSで感じたこと、EQそのものだと言えます。彼もステージから生徒席に降りGEDC0266.JPGて質問し、会場を巻き込み一体感を作りながら進めていたため、在校生たちも話しに引き込まれていたようです。また、前期生が直接卒業生の話を聞くことはあまりないため、自分たちの将来を考える機会として新鮮だったようです。

 

卒業生の話が終わったあと、松下先生は「EQ教育の未来」について話されました。

『先行き不透明な時代であり、日中・日韓の関係の悪化などは生徒たちの未来に大きく影響し、さらに厳しい時期に入るだろう。日本の人口が減少していく中、否が応でも海外の人々と仕事をすGEDC0278.JPGることとなる。そのとき、感情は世界共通であるということを前提として、しっかりと話し合ったり、ノンバーバル(非言語)な表現で世界の人たちとお互い理解し合うことが大切である。そこにはEQが必要である。』と、世の中の情勢を踏まえて語られました。

しかし、個々のモチベーションには限界があり「やる気」だけでは無理があるとおっしゃられ、やる気がなくてもやり続けることが大切であり、それを『意志力』と示されていました。この意志力を鍛えるためにはガマンすることが重要であるとし、保護者の皆様にはお子さんに辛い経験をしっかりとさせてほしいとも話さGEDC0323.JPGれました。生徒たちは、少し苦笑いをしておりましたが、きっと理解をしてくれたと思います。

 

今回の講演を受けて、改めて本校の取り組んできたEQ教育を基にした15年間は意味のあるものであると確信できました。前期生には少し難しい内容もあったかもしれませんので、これからのSSの授業内にて解説を加えていきたいとも思います。最後に生徒代表から花束が贈られ、会は終了いたしました。

 

本日、ご来校くださった保護者・一般の方々にも、創立15周年としてお祝いを共有していただきたく、ささやかですが花一輪をお帰りの際にお持ちいただきました。

ご来校いただき、誠にありがとうございました。