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学校長の部屋

第13回合唱コンクール

DSC01963.JPG昨日、伊勢原市民文化会館にて第13回合唱コンクールを開催致しました。

生徒たちは3~5年生が9:10に、1・2年生は9:30にと2団に分かれて会館に集合になっておりました。しかし、実行委員以外にも早い生徒は8:00前に到着しており、今日に懸ける意気込みが感じられました。

午前中にリハーサルが行なわれたのですが、学年が上がるにつれてクラスの合唱係やリーダーが的確に指示を出し、生徒同士が話し合うという姿が多く見られ、経験の積み重ねであると同時に生徒主導の行事であることを再認識することができました。また、DSC01951.JPG5年生たちの雰囲気は他の学年とは違い、これが最後となるので絶対に楽しい思い出にするんだという意気込みが強く感じられました。

 

12:30の開場と同時に多くの保護者の皆様が会場に入ってこられ、生徒たちにも緊張感が高まっていきました。13:00に開演となり、前半は1~3年の順番でステージにあがります。今年初めての合唱コンクールである1年生たちは、1000人を超える観客の前で歌うということで、どのクラスも緊張しているのがよく分かりました。上級生たちは、「自分たちもそうだったな。」とDSC01958.JPGいう温かい目で1年生たちを見守っていたようでした。

学年が上がるにつれ、少しずつレベルも上がっていくのが分かります。しっかりと歌詞の意味を捉えて細かいところにも気を配っているクラス、気持ちを込めて思いを伝えるように歌うクラスなど、単に音程だけを追いかけているクラスはほとんどなく、聴いていてその情景が浮かんでくることが何度もありました。

休憩をはさみ後半が始まると、後期課程の4・5年生たちが前期課程生とのレベルの違いを会場全体に印象付けました。今年は、5年生の2クラスが課題曲と自由曲ともにアカペラで歌うというこれまでにない発表をし、とても素晴らしいハーモニーを聴かせDSC01968.JPGてくれました。私も鳥肌が立つのを何度も感じ、点数をつけることも忘れて聴き入ってしまい、差をつけることの難しさを感じました。そして、全てのクラスが歌い終わったとき、本当に満足した気持ちにさせてもらえました。生徒たちに感謝です。

結果としては、金銀銅賞すべてを5年生が受賞し、最後の合唱コンクールへの思いや後輩たちには負けられないという先輩としての意地を見せたものとなりました。閉会式では、審査委員長の元昭和音楽大学准教授の内田忠行先生から「どのクラスもとても良かった。差はほとんどなかったが、最後の違いは歌に命を心を込めていたと感じられるかどうかでした。」というコメントがあDSC01959.JPGり、5年生の思いの強さが他学年に勝っていたことを評価されていました。

こうして、第13回合唱コンクールが滞りなく終了いたしました。各クラスの絆がまた少し強まり、夏の終わりの良い思い出ができたように感じます。今回のスローガンである「届け~the best memory~」が達成できたのではないでしょうか。

 

最後になりますが、私は合唱コンクールに対し、自修館らしさをもうひとつ感じています。それは、自分たちの歴史を振り返るとともに一体感を持てるということです。本校の課題曲は学年ごとDSC01980.JPGに毎年同じであり、1年から5年までがそれを毎年聴くことになります。学年が上がれば上がるほど、後輩たちの課題曲を一緒に口ずさむことができ、自分たちがその学年だった頃を思い浮かべることもできるのです。また、今年自分たちが歌う曲は、先輩たちの凄さを感じた曲であり、今の自分たちの成長も感じることができます。これこそ、自修館の合唱コンクールの良さなのではないかと考えます。

これからも、本校の合唱コンクールが発展し、生徒主導の行事としてさらに良いものとなるようにしていきたいと思います。

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(※発表中の撮影は禁止のため、私も撮影しておりません。掲載の写真はリハーサル時と終了時のものです)