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学校長の部屋

震災から1年半

DSC01032.jpg昨日、東日本大震災から1年と6ヵ月が経ちました。
夏に岩手ボランティアへ行き、今の現状を目にしてきた生徒たちは、少なくとも和尚様をはじめ話をしていただいた皆さんの言葉を思い出していたのではないかと思います。
テレビなどでも様々な報道がされており、節目の日と意識されていることを感じました。その中で、この震災の傷跡を残すべきか、なくすべきかが話し合われているということを知りました。我々が8月に気仙沼に寄ったとき、陸に打ち上げられたままになっている船を見ました。地元では、忘れてはならない象徴として残すという話のようでしたが、これも昨晩の番組に取り上げられていました。
また、津波の被害に遭った中学校の校舎の壁に、様々な寄せ書き・落書きがされているところも取り上げられていました。その中には、『思い出をありがとう。』というものから『見ていると思い出して辛いんだ。』というものまであり、複雑な気持ちにならざるを得ませんでした。
一方で、「奇跡の一本松(陸前高田)」や「民宿の上の船(大槌町)」のように復元されることが決定されているものもあり、その報道に納得している自分がいるのも分かりました。

最後は、そこに住んでいる人々の総意によって決められるものであると思うのですが、建物ひとつとっても決定するのに大変な思いをするわけですから、それ以外の様々なことも、きっと進めていくのは大変なことであると察しています。
8月に岩手へ行った際、被災者でも様々な考えがあるため、まとまっていくことはとても大変なことだという話しを伺ったことを思い出しました。
我々に何ができるのか、考える一日になったような気がします。