自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

被災地へ

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先週土曜日、都合により休載日とすることを連絡していました。それは、金曜日(27日)の夜行バスで岩手県の宮古まで行き、土曜日曜(28・29日)に被災地の視察とボランティアを行うためでした。我々に何ができるのか考えていても、現地を見なければ、現地の方の話を聞いてみなければ分からないという判断のもとに実行したものです。
見てきたこと、ボランティアをしてきたこと、避難所で話を聞いたことなど、たくさん掲載したいことがありますが、一度にすべてはとても無理です。ですから、今日は少しだけ感じたことを綴りたいと思います。実際に被災地に立ってみて、私はあの光景を一生忘れないと思います。自然の力の前では、人間の力はなす術もないほど小さなものだということ、また、我々は自然への畏敬の念を持ち続けることが大切であることを感じました。
瓦礫の撤去や生活道路の確保など、わずか2ヶ月のあいだにかなりの急ピッチで進められたことも分かります。レンタカーを借り、45号線を使って田老町から山田、大槌、釜石と回ったのですが、走るのにほとんど障害はありませんでした。途中、断線により信号機が点いていないところでは、警察官が手旗で交通整理をしていました。きっと、一日中交代で行ってくれているのでしょう。本当に頭が下がる思いです。
距離にして50㎞ほど走ったのですが、目に入ってくる光景は、行けども行けどもほとんどずっと同じで、テレビで見る悲惨なものでした。そこに人々の生活があったと思うとやり切れないものがあります。
途中、瓦礫の中で探し物をしている人たちの姿も見かけましたが、その方たちの気持ちを思うと、目頭が熱くなることを我慢できませんでした。写真は、大槌町役場です。ここで地震対策本部を作っていたときに津波にあって町長もお亡くなりになっています。本当に無念だったことでしょう。うまく見えないかもしれませんが、時計が津波が来た3時30分で止まっています。今日は、これくらいにしたいと思います。
少しずつ、掲載できればと考えています。